先日行われた優葵総会にご参加下さいました先生方、
誠にありがとうございました。
参加できなかった先生方にも
総会の中で行いました
リスイケンセミナーの続編のお知らせです。
先日のセミナーでは、
評価&治療に必要な物理的な考え方について
お話しさせて頂きました。
ハンズオンセミナーと称しながら、
座学が多い講義となってしまったこと
大変申し訳ありませんでした。
ただ、どうしてもお伝えしたかった内容でありまして、
この考え方を理解して臨床に向かって欲しかったですし、
これを理解してから評価や治療へ移らないと、
なんのために評価しているのか分からないですし
何に対する治療かも分からない状態になってしまうため、
まず先にお話させていただきした。
難しかったとの声もありました。
そこで今回のセミナーでは、
改めて物理的な考え方について
序盤にお話させていただいて、
それを考慮した実際の評価&治療の行い方について
身体を使いながらお伝えさせていただけたらと思います。
外来患者を診ている方はもちろんのこと、
身体を扱う上で、
PTは必ず考えなくてはいけない内容だと思いますので
お時間ある方は是非ご参加いただければと思います。
また今回のセミナー以外にも
総会で行いましたセミナーの続編を行う予定です。
詳細は後日ご連絡させていただきたいと思います。
宜しくお願い致します。
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『 膝関節疾患の基本的な考え方
〜身体の質量と剛性が与える影響〜』
7/29 (sun) 13:30〜17:00
参加費:3000円 人数:15名
講師:小川勝由
(浦和整形外科PT主任 リスイケン共同代表兼学術統括)
男女共同参画推進センター with you さいたま
参加申し込み:resuiken.org@gmail.comまでご連絡下さい
( ①氏名 ②所属機関 ③経験年数 ④領収書の有無)
膝関節の特徴としては
多軸で自由度の高い関節(股・足)の間に存在
矢状面上の運動に長けている
(上記二点から肘関節に類似している)
骨構造だけでは不安定で、
半月板や靭帯組織による支持性が高い
ショックアブゾーバーのような衝撃を吸収することができる
またバネのように力を解放することができる
そしてまた、継手のように隣接する部位へ力を伝えることができる
そんな特徴を有する膝関節は
荷重関節であるため地球上に存在する限り、
絶えず物理的なストレスにさらされています。
人間は物体の集合体であることから
その物理的力学的ストレスについて
最優先に考慮する必要があり、
そのストレスが膝関節へも
過大なる影響を与えていることを知る必要があります。
今回のセミナーでは、
だれもが簡単に実践できる
物理的影響についての考え方やその評価&治療について
膝関節を例にお話しさせて頂きたいと思います。
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<追記> 臨床に対する考え方
�人間は物体の集合体であり
物理学的な原理・原則の下地球上に存在する
�人間は人間を構成する物体の質量・重量から生じる負荷が
身体へ加わり続けており、
その質量・重量を移動させる術として
筋を利用することができ、
またその筋を能動的・受動的に制御する
神経が備わっているとも考えられる。
�上記のことから考えると、
筋や神経について考える以前に
先ず物理学的・運動力学的視点から
優先的に考察する必要があり、
その上で機能的問題点について
評価&治療を順に進めることで
問題点や治療の効果を
更に明確化にすることができると考えています。